伊勢崎市

伊勢崎市は今年3月、伊勢崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定。目指す将来像に、第2次総合計画と共通の「夢ふくらみ 安心して暮らせる 元気都市 いせさき」を掲げた。2015年度~19年度に取り組む総合戦略事業により、雇用創出、人材育成、子育て支援、観光振興による交流人口の増加などに取り組んでいく。

華蔵寺公園遊園地
夢ふくらむ町 伊勢崎

将来にわたって 元気で活力のある 都市を目指して

伊勢崎市長  五十嵐 清隆

本市は、人口が継続的に増加している元気な都市です。今後も、すべての市民が夢と希望を持って暮らせるよう、もっと元気で、もっと豊かで、もっと安全な伊勢崎市を築いてまいりたいと考えております。

人がやさしく、 子育てしやすいまち

瀬川 岬太さん(28)
   栄美さん(35)

桐生市出身の瀬川岬太さん、埼玉県深谷市出身の栄美さんは、結婚をきっかけに伊勢崎市に住み始め、禾藏[かぐら]くん(1)、纏以[まとい]くん(0)の2人の男の子に恵まれました。

岬太さんは、転入当初から地域の運動会やお祭りなどの行事に積極的に参加。「優しくてエネルギーあふれる人がいっぱいで、すごくいい地域です」と話します。栄美さんは、長男の育休後、復職のため保育園を探しました。「地元ではないので、何も情報が分からなくて心配でしたが、保育園の先生方が親身になって接してくれて、本当によかった。また、市内で小児夜閤診療を受けられる病院がある程度決まっているので、緊急のときも安心です」と、子育てしやすい環境があると話してくれました。伊勢崎市の好きなところは、今年初めて家族で見た「いせさき花火大会」。音楽に合わせて打ち上げられる見事な花火に、禾藏くんも大喜び。とてもよい思い出になったそうです。

安心して 暮らせるまち

佐伯 泰彦さん(39)
   静絵さん(42)

佐伯泰彦さんは、大学進学と同時に伊勢崎市に住み始めました。静絵さんは北海道出身で、結婚を機に伊勢崎市に転入。現在は、穂花[ほのか]さん(12)、胡春[こはる]さん(9)、凌麻[りょうま]くん(8)の3人の子どもに恵まれ、泰彦さんは野球、穂花さんと胡春さんはミニバレー、凌麻くんは少年野球に取リ組む、スポーツが大好きなご家族です。

伊勢崎市の住みやすいところについて、泰彦さんは「大きな地震や洪水などの自然災害が比較的少ない」こと、静絵さんは「医院や病院がたくさんあって、受診しやすい」ことと答え、安心して暮らせるところが住みやすさにつながっていると話します。また、泰彦さんは、「市民のもり公園や子供のもり公園など、子どもと一緒に過ごせる良い公園があり、子どもを育てるのにぴったリ。次の世代の子どもたちが伊勢崎市にずっと住むことができるよう、どの都市よリも.住み やすいまちにしてほしい」と期待を寄せてくれました。

駅周辺設備 新しい玄関口から始まるまちなかのにぎわい創出

伊勢崎駅周辺では、駅周辺総合開発事業を進めています。現在、北口駅前広場の整備を進めており、これにより伊勢崎市の玄関口が新しく生まれ変わります。駅南口には昨年3月に大型商業施設、北口には今年4月以降に複数のビジネスホテルが進出し、さらに周辺地区では分譲住宅などの民間開発が進んでいます。

企業誘致 整備が進む伊勢崎宮郷工業団地
写真:伊勢崎宮郷工業団地(群馬県企業局提供)

伊勢崎市の西部に位置する伊勢崎宮郷工業団地。第一期分については7社の進出が予定されており、工場の建設も始まっています。また、第二期分についても、まもなく分譲開始となる予定です。市内企業の受注拡大や就業人口の増加など、地域経済の活性化を目指し、積極的な誘致活動を展開して優良企業の誘致に取り組んでいます。

市民病院 市民の健康を守る伊勢崎市民病院
導入を進めるスペクトCT

伊勢崎市民病院では、最新の医療機器の導入を積極的に進めています。本年度は、がんの早期発見に効果を発揮するスペクトCT及び3D-マンモグラフィを導人しました。また、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を導入し、前立腺がんの手術を実施しています。本年度からは腎がんの手術も実施し、今後は外科、産婦人科などへの応用が期待されています。

Made in いせさき 伊勢崎育ちのオリジナルブランド

「Made in いせさき」は、市内の農商工業者が統一的に発信しているブランドの名称です。本年度は、スマーク伊勢崎を会場にアンテナショップを出店し、市内の高校生の協力を得て、伊勢崎市「農&食」戦略会議の会員によって開発された伊勢崎ブランドの野菜を販売しました。同会議では、これまでにトウモロコシ、ハクサイ、ゴボウ、トマト、イチゴなどの製品化に成功しています。引き続き、高級感や希少感を前面に押し出し、ブランドカの強化を図ります。

また、11月には、商工業者によるMade in いせさき製品展示会を開催しました。技術や製品のPRを通じ、企業の販路拡大となる活動を行っています。