大泉町

活力あふれる 共生の町

群馬県の東南に位置する大泉町は、昭和32年3月に誕生し、平成29年3月31日で発足60周年を迎える。季節の花や木々に彩られた「いずみ緑道」などの公園施設が充実する美しい景観の町には、多くの外国人住民が住み、国際色豊かな地域として全国に名を馳せている。また、群馬県で最も小さい町ながら、北関東屈指の製造品出荷額等を誇る。

町長メッセージ

村山俊明町長
大泉町長
村山 俊明

昭和32年、大川村と小泉町の合併により誕生した大泉町は、来る本年3月31日に、発足60周年を迎えます。

歴史を振り返りますと、新町誕生当時には2万人にも満たなかった人口が、現在では4万人を超え、群馬県下の町村の中で第1位の人口規模を有する町となりました。

町内には国内有数の大企業が進出し、北関東屈指の製造品出荷額等を誇る工業都市として発展を続けるとともに、多くの外国人住民との共生についても、全国に先駆けたさまざまな取り組みを積極的に進めています。また、「福祉に後退はなし」をモットーに、子どもやお年寄り、障害を持った方々への各種施策に力を入れるほか、数々の子育て支援事業を展開しているところです。今回インタビューにご協力いただいた方々をはじめ、多くの人たちがいきいきと働き、子育てや交流を楽しみながら暮らす大泉町。60歳という“還暦”を新たなスタートとし、だれもが住みやすく、安心して暮らせるまちづくりに、これからも全力で取り組んでいきます。

ぜひー度大泉町にお越しいただき、町の魅力を見て、感じて、味わってみてください。

定住促進施策 詳しい条件などについてはお問い合わせください。

子どもの医療費無料化
出生から中学3年生までの子どもの医療費無料
平成29年4月より一定の要件に該当する高校生世代の子どもの入院医療費無料
子育て育児用品購入費等の助成
満1歳までの子どもの育児用品の購入経費について助成(町内小売店での購入)
学童保育学習サポート
小学1年生~6年生の学童保育利用児童に対し、学校の宿題等の学習支援
給食費補助
町内小中学校に在籍している児童・生徒の保護者に給食費の補助
勤労者住宅資金融資
町内に住宅を新築、取得または増改築しようとする勤労者に対して融資
住宅リフォーム補助
町指定の施工業者により行われる住宅リフォームの工事費を補助(半額は大泉スタンプ加盟店共通商品券)

問い合わせ/TEL.0276-63-3111(代表) URL http://www.town.oizumi.gunma.jp/

子育てしながら 仕事ができるのも、
地域の皆さんの おかげ

食品メーカー女性管理職
岩﨑 京子さん(43)

巷で人気のあのギョーザやシューマイも“大泉町生まれ”
巷で人気の あのギョーザやシューマイも “大泉町生まれ”

岩﨑京子さんがご主人とともに大泉町に住み始めたのは2000年。2人共、生まれは町外だが、勤務先が近いことや、町の取り組みに好感を持っていたことから、新しい生活の場として同町を選んだ。

3人の男の子に恵まれ、5人家族となった岩﨑さん。職場では人事のグループ長として最前線で活躍する“キャリア女性”だ。「食」という大事な分野の安全と安心、食卓の楽しみを提供しようと東奔西走する彼女の背中を追う後輩社員も少なくない。

仕事を持ちながらの子育てだが、「地域の皆さんに手伝っていただいている」と頭を下げる。登下校時には、近所の大人たちが声をかけてくれるし、忙しいときはママ友同士で助け合う。優しく心強い味方がたくさんいるのだという。「町の子育て支援制度にも満足している。特に3人の息子の幼少期には、保育園のサポートに支えられた。好きな仕事が続けられるのも町や地域の皆さんのおかげ」と感謝している。


自慢の製品を前に同僚スタッフと笑顔を見せL岩﨑さん
自慢の製品を前に 同僚スタッフと笑顔を見せる 岩﨑さん

「この町には、グローバル感があふれているような気がします。会社でも外国人を受け入れていますし、子どもたちの間では、ごく自然に外国の友達の名前が飛び交います」と岩﨑さん。「諸外国との関わりが増えてくる今後のことを考えると、大泉町は時代を先取りしている感じがしますね」と笑顔を見せた。

大泉町ならではの “ご馳走”で
地域に活気を

人気レストラン経営
新井 恵介さん(37) 妻:萌さん(33)さん

手作りにこだわったハンバーグやスイーツが人気。店の雰囲気も“ご馳走”の一つ
手作りにこだわった ハンバーグやスイーツが人気。 店の雰囲気も “ご馳走”の一つ slow dining a.RISE (スローダイニング・ライズ)

新井恵介さんは学生時代、アルバイトを通じて調理の楽しさに目覚め、在学中に調理師免許を取得した。美味しいと評判の人気店などで腕を磨いた後、「自分の料理で地元を盛り上げたい」と2008年、生まれ育った大泉町でレストランを開店させた。「初めの1年間は集客に苦労した」と言うが、焦らず「目の前のお客さまを大切にしていこう」と丁寧な調理と接客を心がけるうち、口コミで評判が広がり始めた。

萌さんが心を込めて作るデザート目当てのお客さまも多い。「誕生祝いやプロポーズなど、人生の節目となる大切な瞬間を過ごす場として、当店を選んでいただけることはとてもありがたい」と微笑む。時折、若手の個人事業主が集まって「大泉を元気にしよう」と語り合うことも。「同業者は、ライバル同士でもあり、頼もしい仲間でもあります」と口をそろえる。

「大泉町の陽気な雰囲気と緑豊かな環境が好き」という2人。桜の名所で情緒あふれる城之内公園もお気に入りだ。そんな大好きな町に多くの人が集まることを祈りながら「ここでしか味わえないご馳走で歓迎したい」と美味しい味づくりに励んでいる。

行き届いた サポートと
親切な人々に 恵まれて…

外国人ボランティア
クワバラ フミカさん(57) リエさん(13)

フラワーアレンジメントで日本の文化やマナーを学ぶフミカさん(左)とリエさん(右)
フラワーアレンジメントで 日本の文化やマナーを学ぶ フミカさん(左)と リエさん(右)

クワバラフミカさんは、ブラジル生まれの日系二世。ひと足先に日本に来た両親や親戚の勧めで、1990年、来日した。勤務先で知り合ったペルー人男性と結婚。一人娘のリエさんをもうけた。言葉や習慣の違う中での初めての出産や子育てだったが「近所の人や会社の人が手を差し伸べてくれました。復帰後は子どもを連れて出勤。私が忙しいときは、社長ご夫妻が子どもの面倒を見てくださった。感謝しています」と感慣深そうに当時を振り返る。外国人に日本の文化やマナーを教えようと、町が実施している「文化の通訳講座」にも毎回欠かさず顔を出しているという。

現在中学1年生のリエさんも、母のフミカさんと共に町内のごみ拾いや防災訓練などのボランティアに参加。「学校も友だちも大好き」と目を輝かせる。

「外国人に対する町のサポートがいっぱいあって不便に感じることはない」というフミカさん。リエさんがブラジルとペルー、日本、それぞれの素晴らしさを身につけてくれることを祈っている。