玉村町
玉村町は関越道高崎玉村スマートインターチェンジや東毛広域幹線道路(国道354号)の完成で利便性が高まり、新たな宅地が活発に造成されている。平坦な田園風景が広がり、町の子育て支援策も充実。町内や周辺に大学が多い環境を生かし、教育レベルの向上にも努めている。
子育て充実 田園都市
玉村町は、群馬県南部に位置する田園都市です。
関越道の高崎玉村スマートインターチェンジがオープンし、都心へのアクセスが飛躍的に向上しました。また、スマートインターに隣接した道の駅「玉村宿」では、たくさんのお客さまにご利用いただき、町の情報発信や地域振興の拠点としても期待されています。
現在、多世代の移住・定住のため230区画の宅地を造成しています。
平坦な地形、充実した子育て支援体制など本町の強みを活かした、活気あるまち、未来に希望が持てるまち、誰もが安心して暮らせるまちの実現に取り組んでいきます。
玉村町にぜひお越しください。
- 子育て·教育施策
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- 育児が不安な人、困難な人のお手伝いをする「産後ママヘルプサービス」
- 「放課後児童クラブ」を小学校区ごとに実施
- 国際教育特区としてフェリーチェ玉村国際小学校による英語教育
- 各小中学校にALT配置
季節を感じる 田園風景
金井 悦子さん(40)
飯塚
茨城県出身。東京で暮らしていたが、2000年の結婚を機に夫の実家がある玉村町に移り住んだ。「育った波崎町(現在は神栖市)に比べ、近くに大きな店があって都会だなと思った。ただ、からっ風は寒いというより痛かった。もう慣れたけど」と笑顔で振り返る。「田園風景がきれいで季節を感じられる。いつもどこかに山が見えるのもいい。児童館と放課後児童クラブが一緒になった施設が小学校区ごとにあるのも魅力で、息子が小さいころは毎日のように通った」という。
趣味で始めたウクレレは現在、子供から大人まで約百人に教えている。「ウクレレは柔らかくて良い音が出る。上手に弾けなくても楽しめる」とPR。作詞作曲した「たまたんのうた」を町中の子供たちがウクレレで弾き、合わせて踊って「町を愛するきっかけにしてもらえればいいな」と意気込んでいる
どの方面も 行きやすい
佃 康史さん(45)
樋越
同じ尺八奏者の父、一生さんが群馬の民謡愛好家らをよく指導していたので、若いころから群馬に来る機会は多かった。結婚後は渋川市に居住。出身地の東京に近い埼玉を経て4年前から玉村町に住んでいる。
「東京、愛知、岐阜など計6カ所ある稽古場のどこにも自動車で行きやすいので、玉村に住みたいと、ずっと思っていた。皆さんすぐに顔を覚えてくれ、とてもよくしてもらっている」と、住みやすさを強調する。
尺八や篠笛に限らず「楽器は気持ちをダイレクトに表現できるのが魅力」だが、「調子が良い時も悪い時も音色になって出てしまう」難しさもある。昨年から津軽三味線奏者の妻、美代子さんと一緒に地元の小学校で出前ライブを始めた。年1回のペースで全校を回る企画だ。「童謡、演歌など、なじみやすい曲も演奏するので難しく考えずに楽しんで」と呼び掛けている。