川場村

川場村は、群馬県の北東部、武尊山の南麓に広がる自然豊かな農山村。里山や田園景観を生かした「田園理想郷」を掲げたむらづくりに取り組み、武尊山から流れ出す清流から育まれるブランド米「雪ほたか」や全国モデル道の駅に選ばれ、大人気の道の駅「川場田園プラザ」など、農業+観光の村として注目を集める。

たっぷりの自然に囲まれ、のどかな田園風景が広がる川場村川場湯原の太郎地区
たっぷりの自然と、 のどかな田園

活力ある 村づくりを

川場村長
外山 京太郎

豊かな自然環境に恵まれた川場村は、里山や田園風景を生かした「田園理想郷」を目指して地域づくりを進めております。

産業振興では、北にそびえる日本百名山の「武尊山」などから流れ出す清流を生かした農産物のブランド化を推進し、清涼な水から育てられた川場村産コシヒカリ「雪ほたか」は米・食味コンクールにおいて金賞を連続受賞、観光では道の駅「川場田園プラザ」が全国モデル道の駅に選ばれるなど高い評価を受けており、「農業+観光」の村として躍進を続けております。

素晴らしい自然景観に恵まれた川場村の豊かでゆるやかな時間を、味わっていただければ幸いです。

リンゴ農家として 独り立ちしたい

太田 龍之介さん
「周囲の人たちも、いろいろと助けてくれるのがありがたい」と語る太田さん家族。 右から龍之介さん、陽都くん、彩華さん、橙吾くん

川場村と縁組協定を結ぶ東京都世田谷区の出身で、小学生のとき自然教室で訪れたのが川場村との出会いです。そこで、リンゴ栽培の先駆者から農業に関するビジョンを聞く機会があり、農業の未来に希望を持ちました。

その後も長期休暇になると、川場村での体験教室などに参加。農業に対する思いを強め、大学の農学部を卒業後、就職しましたが、休暇になるとリンゴ農家のお手伝い。3年前、家族と共に正式に移住し、お世話になっているリンゴ農家のもとで研修を始めました。

昨年、農園を40アールほど分けていただき、「りんご園おおた」として独立。いまは独立後、初のリンゴづくりを行っているところ。リンゴづくりは、手をかければそれだけの成果が上がるところがやりがい。剪定がポイントとされ、試行錯誤していますが、先輩方の話を参考にしながら農作業に向き合う日々です。リンゴ農家として生計を立てられるよう、品質で勝負できるような良いリンゴをつくれるようになりたい。