長野原町
「平成」から「令和」へと元号が替わり、新たな時代が始まった年に、長野原町は町制施行130周年を迎えた。年度内には八ッ場ダムが完成して試験湛水が始まるなど、今年は、町にとって記念すべき年である。町は18、19の両日、前夜祭と記念式典を開き、変わりゆくふるさとへの思いや未来の町の姿を町民らと共有する。
明治22年に長野原町が誕生して130年の節目の年に、元号が替わり、八ツ場ダムが完成します。大型観光企画「群馬ディスティネーションキャンペーン」が行われるなど、いろいろなことが重なります。こんな時は足元を固めつつ、打って出ることも大切。前夜祭や式典をはじめ、さまざまな機会をとらえて「小さい町だけど頑張ってます」と、発信していきます。
明るい話題を積極的に提供していかなければならないとも思っています。八ツ場ダムを「問題」ではなく「ブランド」として発信していくのもその一環。そうした思いから、先月20日の「八ツ場バンジー」オープニングでファーストジャンプに挑戦させていただきました。
「今だけ、ココだけ、あなただけ」というキャッチコピーの下、インフラツーリズムが定着してきました。八ツ場バンジーで106メートルの高さを体験できるのは今シーズンのみ。「今だけ、ココだけ、あなただけ」を多くの皆さんに体感し、楽しんでいただければ幸いです。
17:00-20:00
前夜祭
八ツ場大橋周辺(入場無料)
町内の飲食店の自慢の料理を味わえる「夕食グルメ」や町内在住のシンガーソングライターによる路上ライブ、打ち上げ花火、幻想的に揺らめくランタンを楽しめる。
パンカーラ、蕎麦茶寮 nanakusa、どさんこ、浅間酒造観光センター、居酒屋 雅、ぽぷら、やまきぼし、道の駅 八ッ場ふるさと館の8店舗が出店。高原の恵みを使った総菜パンやそば店ならではのオリジナルジェラート、ラーメン、唐揚げ、ビーフシチューなど各店の看板メニューを500円で提供する。
長野原町在住の野菜農家・山崎聡さんと渋川市で飲食店を経営する大塚祐介さんによる2人組バンド「山人(やまんちゅ)」が、ふるさとの自然や人、命の重さなどをテーマとしたオリジナル曲を披露する。
10:00-16:00
記念式典
町住民総合センター
- 【第1部】式典 10:00-11:50
- 【第2部】ステージイベント 13:30-16:00
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①ポチッとくん体操
②お笑いショー
③騎士竜戦隊リュウソウジャーショー
④願いごと風船飛ばし
※入場は長野原町在住者に限らせていただきます
長野原町の歩み
明治22年
1町9村が合併して長野原町誕生
昭和4年
旧木造庁舎が完成
昭和27年
建設省が八ッ場ダム建設計画を発表
昭和42年
浅間火山博物館が営業開始
県立吾妻高校長野原分校(昭和27年~)が県立長野原高校に独立
昭和45年
町章制定
昭和51年
長野原町誌発行
昭和53年
山村開発センター完成
昭和54年
町民憲章と「長野原町の歌」「長野原音頭」制定
昭和59年
「長野原町の花・木・鳥」制定
昭和62年
大字名変更により「大字北軽井沢」が誕生
「八ツ場ダム建設に係る現地調査に関する協定書」調印
平成元年
町制施行100周年記念式典
平成3年
米国リビングストン市と姉妹都市提携調印
平成4年
「八ツ場ダム建設事業に係る基本協定書」と「用地補償調査に関する協定書」調印
平成5年
特別養護老人ホーム「からまつ荘」完成
浅間火山博物館がリニューアルオープン
平成7年
水源地域対策特別措置法に基づく地域整備計画を閣議決定
平成14年
西吾妻福祉病院開院
平成16年
西吾妻4カ町村合併協議会解散
平成25年
道の駅「八ツ場ふるさと館」オープン
平成27年
八ツ場ダム本体工事起工式
平成28年
居家以岩陰遺跡で縄文時代早期(約8300年前)の人骨発見
浅間山北麗のジオパーク認定
平成29年
跡見女子大との連携協力に関する包括協定を締結
平成30年
新庁舎完成
県立吾妻高校長野原分校(昭和27年~)が県立長野原高校に独立
「八ツ場ダム建設に係る現地調査に関する協定書」調印
浅間火山博物館がリニューアルオープン
浅間山北麗のジオパーク認定