昭和村

赤城山の北西麓に広がる昭和村。新鮮な高原野菜を生み出す広大な畑、谷川連峰や武尊連峰の山々、美しい河岸段丘などが織りなす雄大な風景が、訪れる人を魅了する。さらに長い伝統を誇る祭りや住民手づくりのイベントも魅力的。そんな祭りやイベントに足を運んでみれば、昭和村の歴史や風土、人々の温かさを体感できるはずだ。

心に響く 多彩なイベント

ウィンターフェスティバル2020

  • 2月8日、午後4時イベント開始(花火打ち上げは午後7時から)
  • 会場/村総合運動公園
  • 問い合わせ/村企画課(0278-24-5111

「子どもたちに夢と思い出を」をスローガンに掲げ、村民有志でつくる「昭和村に花火を上げる会」が1995年から毎年開催している。回数を重ねるごとに内容を充実させ、今では多くの観光客が訪れる冬の昭和村を代表するイベントとなった。

花火以外にもスノーモービルや忍者教室・忍者ショー、太鼓演奏、アカペラなどさまざまなイベントを開催。藤井朋和会長=写真=は「先輩たちの思いを受け継いできた。『子どもたちのために』という気持ちは変わらない。今年もたくさんの人に楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

永井箱根神社の太々神楽

  • 4月15日前後の日曜日
  • 会場/永井箱根神社
  • 問い合わせ/村教委社会教育係(0278-24-5120

神の心を鎮める鎮魂と五穀豊穣、氏子の幸せを願う村重要無形民俗文化財の神楽で、春の祭礼に奉納される。演目は「岩戸の舞」や「火の神の舞」など七つ。山あいの神社で繰り広げられる素朴な舞が来場者を引き付ける。

神楽は1883年に武州豊穂教会から伝授されたとされる。その後、北橘村下南室の神楽師の教えを受けて、永井豊穂講社を発足させた。現在は永井太々神楽保存会が受け継ぐ。藤井洋一会長=写真=は「会員の確保が難しいが、数年前に30代の男性が3人入会してくれた。神楽は先輩たちが大変な思いをして始めたもの。何とか続けていきたい」と話す。

とうもろこし迷路

  • 7月下旬~8月下旬
  • 会場/道の駅あぐりーむ昭和周辺
  • 問い合わせ/村企画課(0278-24-5111

「やさい王国昭和村」をアピールするとともに、大人も子どもも楽しめる新たな観光スポットを目指して、昨年初めて開催した。約3千平方メートルの村有地に、高さ2~3メートルになる飼料用トウモロコシの種をまき、成長の途中で、役場職員や地域おこし協力隊員が一部を刈り取って迷路を作った。協力隊員が企画したイベントを開催したほか、告知動画も隊員が制作。期間中、県内外から延べ3千人以上が来場した。

諏訪まつり

  • 9月28日・29日 川額八幡宮
  • 9月30日・10月1日 森下大森神社
  • 問い合わせ/村企画課(0278-24-5111

五穀豊穣を願い村内2地区で行われている祭り。豊年踊りが披露されるほか、「かつぎまんどう」が飾られる。かつぎまんどうは1本の柱に人形を乗せ、さまざまな飾り付けをしたもので、地元の中学生が約1カ月かけて制作する。

祭りの2日目(本日)には、中学生1人が約30キロのまんどうを担ぎ、境内を回りながら互いにぶつけ合う豪快な「つっかけまんどう」が行われる。