伊勢崎市

華蔵寺公園花まつり

地域医療貢献 胸に

糖尿病・内分泌内科 りんごの花クリニック院長
武井 真大(まさひろ)さん(39)

生まれ育った伊勢崎で、県民の健康増進に努めたい―。昨年3月に長野市から帰郷、10月に生活習慣病を専門とするクリニックを安堀町に開業した。「空っ風を浴びると、戻ってきたんだなと実感する」とほほ笑む。

高校卒業後、信州大医学部への進学を機に長野県に移住。同大医学部附属病院や長野赤十字病院などに勤め、糖尿病と関わりの深い内分泌疾患の専門医として研鑽を積んだ。

勤務医時代は夜間や休日の呼び出しもあったが、現在は自分のペースで仕事を進められ、家族と過ごす時間が増えた。何よりうれしいのは、娘が昨春、母校の小学校に入学したこと。「保護者として学校行事などにも関わりたい」と意欲を見せる。

同クリニックでは最新の検査機器を導入するほか、インスリン注射による治療など総合病院と同等レベルの医療を提供。ウェブ予約や自動精算機など、新型コロナウイルスの感染対策も講じる。

「患者さんの話をよく聞き、それぞれに合った治療を心掛けたい」。きめ細やかな対応で、地域の人が長く通える〝まちの診療所〟を目指す。

「共に創る、共に生きる」社会の実現伊勢崎市長 臂 泰雄

  • 1 すべての世代が共に生きる「世代間の共生」
  • 2 合併市町村それぞれがその地域の特色を生かし
    発展していく「地域間の共生」
  • 3 外国籍の方・障害のある方・女性の皆様など多様な立場の方々、
    さまざまな意見を持つ市民の皆様と連携していく「SDGsによる共生」

この3つの共生を推進し、50年、100年経っても輝き続ける持続可能な伊勢崎市を市民の皆様と一緒に創ってまいります。