草津町

草津町の個性と魅力は、平安末期から800年以上の時を経て築き上げられ、その中心には常に『湯畑』の存在があります。豊富な温泉がこんこんと湧き出し、湯治客や観光客を癒し続けてきた『湯畑』の価値は、今もなお衰えることなく日本の温泉観光地のシンボルとして鎮座しております。

そして、2018年12月に発表された「プロが選ぶ日本の温泉地100選」では、『16年連続の日本一』という、他では類を見ない偉業を成し遂げ、年間321万人を超えるお客様がお越しになります。特に近年では、浴衣姿で湯畑や西の河原公園のライトアップを楽しむ観光客が増加しております。

いい湯には「いいね」がある。

唯一無二のまちづくりで、 行列の絶えない温泉街へと進化。

草津町長 黒岩 信忠

幕末の国学者、堀秀成の著書の中でも「行き交う人の足音は、いで湯に響き合い、ともし火の光は湯の地(湯畑)に輝きつつ、いともいとも映え映えしきことなり」と描かれ、湯のまち草津は古くから人々に愛され続けております。

今日の繁栄は、湯を守り、湯に育まれてきた永い歴史の中で、先人達の英知や努力の積み重ねが、草津を訪れる多くの観光客の心を掴んできた結果でもあります。

こうした先人達の「想い」を紡ぎながら、百年先を見据えた付加価値を高めるまちづくりに繋げ、唯一無二の草津温泉を築いていく所存であります。