緑深い高原に爽やかな風がそよぐ夏。ベストシーズンを迎える嬬恋村ではスポーツや祭りなど、豊かな自然が堪能できるさまざまなイベントを企画している。恒例の「キャベチュー」やラリーなどは県内外からの来場者も多く、地域間交流の場として、村のブランド力アップにも貢献している。雄大な浅間山のふもとで自然を感じて、家族や恋人、仲間との絆を強めてみてはいかが。

嬬恋村

地域資源を フル活用

嬬恋村長 熊川 栄

嬬恋村は、標高が高く湿度が低いため夏でも快適に過ごすことができます。この恵まれた気候と広大な立地を活かして他ではあまり見られないイベントを開催しています。自治体では珍しいモータースポーツ推進の取り組みとしてモントレーの開催、夏秋キャベツ生産量が日本一であることから名付けられたキャベツマラソン、キャベツヒルクライム、またキャベツ料理が楽しめるつまごい祭り、さらに愛妻家の聖地として通称キャベチューの開催など嬬恋村ならではの地域資源をフル活用して邁進[まいしん]を続けます。皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

MONTRE2018

MONTRE(モントレー)2018は日本スーパーラリーシリーズ第2戦と全日本ラリー選手権第5戦となる大会で、モータースポーツ発祥の地といわれる村と、隣接する長野県須坂市を結ぶ約410キロで競う。今年のコースは未舗装路(グラベル)に変更され、より迫力ある走りが楽しめるようになった。歴代のラリーカーが参加する日本アルペンラリーヒストリックシリーズも同時開催される。ラリー競技を描いた映画「OVER DRIVE」も1日に全国公開され、注目を集める大会。トップレベルの走り=写真=を間近で堪能したい。

嬬恋高原 キャベツマラソン

今回で11回目となる嬬恋高原キャベツマラソンは、日本一の夏秋キャベツの産地である村をPRしようと、毎年開催している。

“愛妻家の聖地”にちなんで、昨年に引き続き夫婦ペア部門を設けた。今年は県内外から約3500人がエントリー。ハーフ、10キロ、5,4キロ、2キロのアップダウンの激しい4コース=写真=に挑む。

地元出身のスカイランナーの松本大さんがスペシャルサポーターとして参加。一面に広がるキャベツ畑の中を出場者とともに走り、大会を盛り上げる。

つまごい祭り

つまごい祭りは、村民や夏休みで帰省した家族、観光客らが互いに交流を深める場として毎年開催している村の夏を彩る恒例行事。メーンイベントの花火大会ではスターマインなど約2000発の花火=写真=が打ち上げられる。出店では特産のキャベツを使った料理などが味わえる。

長野県の信州真田鉄砲隊が演武を披露し、真田氏が上州へ進出する際に拠点となった村の歴史を伝えるほか、マスのつかみ取りやステージショーなど幅広い世代が楽しめるイベントも盛りだくさんだ。

嬬恋キャベツ ヒルクライム

嬬恋キャベツヒルクライムは、普段は自転車で通行できない万座ハイウエーにロングコース(約19.8キロ、標高差約1010メートル)とショートコース(約6.2キロ、標高差約350メートル)を設定。高原の涼しい風を感じながら山々の眺望に感動できる=写真

今年はイタリアの自転車ロードレースチーム「NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ」からジロ・デ・イタリア覇者のダミアーノ・クネゴ選手らツール・ド・北海道出場メンバーがゲストで参加。出場者には村特産のキャベツのほか、オリジナルグッズが贈られる。

キャベツ畑の中心で 愛を叫ぶ

キャベツ畑に囲まれた愛妻の丘で妻や恋人に日頃なかなか伝えられない愛の言葉を叫ぶイベント「キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ」(通称・キャベチュー=写真)が9月9日に開かれる。

東征を終えた日本武尊[やまとたけるのみこと]がこの地で「ああ、我が妻恋し」と、東征中に亡くした妻の弟橘姫[おとたちばなひめ]をしのんだことが村名の由来となったことから、地域活性化を目的に2006年から開催している。今年で13回目。村を象徴するイベントとして、村内外から注目を集めている。