市民総働のまち あんなか

安中市

県西部に位置する安中市は豊かな自然と歴史に抱かれ、のんびりした生活を送れる一方、JR北陸新幹線の駅や高速道路のインターチェンジ、大型商業施設などもあり生活する上での利便性も高い。市は「市民総働のまち」をキャッチフレーズに、市民みんなでの街づくりを進めている。

安心して 生活できるまちに

安中市長 茂木 英子

若い世代に、安心して安中市で生活してもらえるよう、様々な取り組みを行っています。多世代交流の中で、みんなで子育てができるよう、拠点施設の整備を進め、引きこもる若者を支援するために民間グループと協働しています。また、婚活支援事業や結婚新生活支援事業など、結婚に踏み出したい方を応援する仕組みも整えました。「住みたくなるまち」「安心して生活できるまち」を目指してこれからも取り組みを進めます。

田舎過ぎず 都会も近い

安中市下秋間に工房 任性珍[イム・ソンジン]さん 大石祐子さんさん

木目の美しさが魅力の器づくりを石川県立挽物轆轤[ひきものろくろ]技術研修所で共に学び、国際結婚した任性珍さん(44)と大石祐子さん(45)。工房を構えるのに選んだ地が安中市下秋間だった。任さんは「轆轤での加工で木くずが出るため都会では難しい。田舎過ぎず、新幹線駅も近く都内ヘ出るにも便利な安中は絶好の場所だった」と言う。明治初期に建てられた養蚕家屋を購入し、敷地内に工房を設けた。

東京で育った祐子さんは自然あふれる生活を満喫する。家庭菜園で野菜や果物を作るほか、昨年からはニワトリの放し飼いを庭で始めた。「安全安心な食べ物を自分たちの手で作れる。安中で健康的な暮らしが送れている」と笑顔をみせる。

工房の名前にもした長男・世二さん(中1)と長女・由那さん(小5)の4人暮らし。自宅裏には漆の木を植え、数年後には自家製漆も使えるようになる。子どもたちの成長とともに、漆の木の生長も楽しみだ。

「今の仕事を続けながら、普通の生活をしていければいい」。任さん一家は安中での穏やかな生活を楽しむ。