吉岡町
古代から東国文化が栄えてきた吉岡町。榛名山麓の豊かな自然や貴重な歴史・伝統と調和して、交通網の整備や大型商業施設の出店、住宅地の開発など暮らしやすい都市基盤の整備が進んだ町へと発展してきました。今後も、数多くの地域資源を再認識し、さらに磨きをかけ、人と自然が「キラリ」と輝くまちを目指します。
丘の手 タウン吉岡町
安心して 暮らせるまち
吉岡町は、2011(平成)年に策定された「第5次吉岡町総合計画」において、「キラリよしおか人と自然輝く丘の手タウン吉岡町」を町の将来像に掲げ、これまで各種施策を展開してきました。こうした施策の実施が功を奏して、人口が今なお増加しており、住みやすい町として注目されています。
吉岡町は、現在住んでいる人が「住みやすい」と感じる町づくりを進めることにより、新たに「吉岡町に住みたい」という人を呼び込み、「吉岡町に住み続けたい」と思う人を増やしていくことで、将来にわたって人口が増加するまちを目指しています。今後も「将来に責任を持つ町政を」を理念に、誰もが安心して暮らせるまちを目指していく所存です。
- 子育て・定住促進事業
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- 乳幼児・小中学生等の医療費無料化
- チャイルドシート購入補助
- 産前・産後サポート事業
- 学校給食費補助
- 高校生等公共交通通学支援事業
- 勤労者住宅資金利子補給事業
子育てしやすさに 満足
福島県双葉町出身の中野真之介さん(34)は妻のまりえさん(33)と浪江町で暮らしていた。自宅を建てようと思っていた矢先に東日本大震災に見舞われた。避難生活をする中、沼田市出身のまりえさんの父の勧めで2012年12月、吉岡町に自宅を購入した。
真之介さんは「もともと田舎出身なので喧噪[けんそう]を避けた場所に住みたかったのと、吉岡町の便利さが気に入った。風力発電の風車も魅力的だった」。まりえさんも「1年を通して過ごしやすく、どこに出かけるにも便利」と満足している。
自宅を構えたのは宅地造成が盛んな新しい住宅街。2人は「同じ世代の人たちが多く助け合える。子どもも多く、地域全体で子どもを見守っていて治安の良さを感じる。子どもの遊び場にもすぐに行ける」と話し、長女・結葉ちゃん(2)の子育て環境の良さに笑顔が広がる。
駒寄スマートインターチェンジ、バイパス沿いの商業施設の集積など便利な点に納得しつつも、それ以上に真之介さんは「災害が少ないので安心して暮らせる。ふるさとへの思いもあるが、今はここでの暮らしに満足している」と吉岡町での暮らしに幸せを感じている。